難波田城の遺構
(大手口)
難波田城は本郭を中心にして水堀と二重のコの字型の郭によって形成されています、元々は城の東西を流れる荒川、新河岸川などの氾濫領域によりできた沼地を埋め立て築かれた館を戦国乱世の頃に拡張されたと考えられます、現在は城址公園として整備され本郭から南、縄張り全体の3分の1の区画が復元された状態です。
本郭址
城全体の中心であった本郭
水堀と郭
本郭の周りを水堀と通路状の細長い郭が囲む様に縄張りが形成されていました。
馬出し郭
比較的大規模な馬出しで城主難波田氏の所有していた騎馬の数に相当すると考えられます。
井溝
当時、城内には13基の井戸が在りました。