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越生梅林

 梅の産地で知れる埼玉県入間郡越生町の越生梅林園で毎年2月下旬から3月下旬に架けて梅まつりが開かれ2ヘクタールの園内に1200本の梅の木が花を咲かせます、越生梅林は関東三大梅林の一つに数えられ当初植えられたのは室町期頃とされています、その由来は観応年間(1350年〜1352年)に太宰府天満宮より菅原道真公の霊を勧請した時に天満宮より梅ノ木を移植したまたは太田道灌が幼少の頃(鶴千代)乱暴者であった為に父道真が道灌に文武両道を願い梅ノ木を植えたとも伝えられています。

園内に咲く梅の花

 入間郡越生町は埼玉県内最大の梅の産地で40ヘクタールの栽培面積で毎年200t以上の梅が生産されています、また新編武蔵風土記稿に「実をと取って梅干として江戸に送る」とあり此処越生町は古くから梅の生産地でありました。

白梅

 園内には白加賀、紅梅、保存木の越生野梅が植えられています。

銘木魁雪

 樹齢400年の古木です。

しだれ梅

園内を走るミニSL

 梅林まつり期間中には国鉄八高線で走っていた9600系機関車をモデルにしたミニSLが運行されミニSLに乗車しながら梅林を観賞する事ができます。

越生ばやし

 期間中に郷土芸能である越生ばやし、獅子舞などが披露されます。

アクセス (JR八高線、東武越生線)越生駅から黒山行きバスで梅林入り口バス停下車徒歩1分